名誉会長橋本喜一校長先生、吉田和仁教頭先生・中込真教頭先生・樋渡隆哉事務室長先生、特別会員の立川治先生、時任靜吉先生・佐久間淳先生・川崎豊子先生・鷲島美鉦先生・中山昭憲先生ご臨席のもと、新しい校舎に作られた会議室にて第35回定期総会を開催いたしました。
はじめに小松清美会長(44年度卒)より『皆様に支えられ、1年半が経ちましたが、これからも微力ながら真摯に取り組む所存ですので、宜しくお願い致します。本日お借りしていますこの会議室を含め新校舎は昨年9月に竣工し、益々素晴らしい立派な教育施設・環境となっております。今年4月かねてより同窓会から学校へお願いしておりました、和洋学園創始者堀越千代先生の意思を継ぎ学園の発展に尽力され多大な功績を残された、稗方弘毅先生の銅像を講堂ロビーに再設置することができました。定期総会はここ数年授業の関係で開始時間が遅くなり、懇親会の時間が少なく皆様に申し訳なく思っておりました。そこで本日は例年好評を頂いている講演会をお休みし、総会終了後に講堂ロビーと新校舎ロビー階の和洋記念室、5階のフューチャールームをご覧頂き、4階のカフェテリアで懇親会をさせていただくことにしました。』と挨拶がありました。
名誉会長の橋本喜一校長先生からは『旧職員の先生方、総会にご出席頂き有難うございます。本日は4点程学校の状況をお話し挨拶にかえさせて頂きます。(1)昨年新校舎が竣工し、9月から使用し、外部からの見学者も多く大いに活用しています。(2)現在の生徒は元気いっぱいでしっかり勉強もしている。どちらかというとお淑やかな生徒も多い。大学進学もここ数年難関大学へ多数合格し、伸び率の良い学校として評価を頂いています。(3)ただ今教育実習生(本校の卒業生9名)が3週間の予定で来ています。教職を目指して皆様の後輩達も頑張っています。(4)お願いがあります。現在中学のみを募集している都内の女子中学校は苦戦をしています。250名の定員にするのは大変で「良い学校だ」と口コミして頂きたい』とご挨拶いただきました。
(1)26年度活動報告
(2)26年度会計報告
(3)26年度会計監査報告
(4)27年度活動計画案
(5)27年度予算案
(6)役員改選
議案(1)~(6)の案件は全て承認されました。
27年度の役員は下記のとおりです。
役職 | 卒年 | 氏名 |
---|---|---|
役職 | 卒年 | 氏名 |
名誉会長 | 学 | 橋本 喜一 |
会長 | 44 | 小松 清美 |
副会長
庶務 | 46 | 金子 智子 |
副会長
書記 | 48 | 河合 佳子 |
副会長
広報 | 41 | 金本 美知代 |
副会長
会計 | 42 | 勝沼 追子 |
庶務 | 57 | 白井 裕子 |
書記 | 34 | 楠 勝美 |
広報 | 57 | 國島 千勢子 |
会計 | 32 | 北原 芳子 |
役職 | 卒年 | 氏名 |
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役職 | 卒年 | 氏名 |
会計監査 | 31 | 橋本 治代 |
会計監査 | 31 | 小川 良子 |
会計監査 | 学 | 中込 真 |
運営委員代表 | 40 | 竹内 久枝 |
運営委員代表 | H17 | 森谷 愛 |
名簿係 | 46 | 金子 智子 |
顧問 | 26 | 佐藤 千代子 |
顧問 | 32 | 住吉 綾子 |
各係よりの報告のあと、小松会長から来年成人を迎える平成25年度卒業生(代表横山友里香さん)に御祝を贈呈いたしました。
「成人を祝う会」は平成21年度卒業生より始まった同窓会支援活動です。今年も1月12日成人の日にホテルグランドパレスで平成24年度卒業生の「成人を祝う会」が盛大に開催されました。
昨年完成した新校舎のお披露目を兼ねて、校内見学を行いました。
和洋学園の発展に並々ならぬご尽力を頂いた稗方弘毅先生の銅像が講堂ロビーに再設置(移設経費は同窓会で負担させて頂きました)されましたので、まずは皆で講堂へ向かい稗方先生の懐かしいお顔を拝見しました。
その後新校舎設置されました和洋記念室へ移動。
そこには和洋九段の歴史を物語る様々な資料が展示してあり、思い出の詰まった部屋になっていました。また、硯友社の尾崎紅葉・樋口一葉等の貴重な資料も展示されていました。
次にエレベーターで5階にあるフューチャールームを見学。ここでは中込教頭先生自らご説明頂きました。6台のプロジェクターが完備され、壁一面に映像を映し出す最新の設備になっています。またiPad 50台も導入され、机椅子も可動式なのでグループワーク等のアクティブラーニングに適した施設との事でした。
懇親会の会場である4階のカフェテリアへ移動し、校内見学会は終了となりました。
例年の総会後は講演会を企画しておりましたが、今年度は新校舎にできたカフェテリアで懇親会を行いました。
プチケーキ・ゼリーなどのお菓子とお茶やジュースなどの飲み物はセルフサービスとなりましたが、久しぶりにお会いできた先生方とお話したり、女学生に戻った気分でお友達とのおしゃべりに花を咲かせたり、おひとりで参加された方も初対面の同窓生と話がはずみ楽しいひとときをすごす事ができました。 また橋本校長先生も懇親会にご出席くださり、卒業生の方々とお話しされていました。
今年も例年通り10月の第1土・日曜日に母校の文化祭が、お天気にも恵まれ盛大に執り行われました。
同窓会でもH棟3階の被服室にて談話室を開きました。
恒例のハンカチ作り、今年はインクをスタンプ式にし、より一層作業し易くなりました。小さなお子様から楽しんで頂けたようで、いつもより大勢の方がハンカチ作り体験をされていきました。
ハンカチ作りで使う「消しゴムハンコ」は全て卒業生とそのお嬢様の手作りによるものです。毎年何点かの新作が追加されます。
体験された方々は思い思いにハンコを選び、オリジナリティーに溢れた作品が出来上がりました。
4日(日)はこちらも恒例となりました同窓会役員・会員の皆様から寄せられた品々や手作り品によるバザーが開かれました。
尚売上金の一部は福祉施設NPO法人工房ラピールに寄贈させて頂き、工房の皆様の余暇活動に使っていただきます。
今年はその工房ラピールで作られた「さをり織り」の作品もバザー品として出品され、大変好評を得ておりました。
54年度卒森直美さんを講師にお迎えして「切り紙はり絵」で来年の干支をデザインした色紙と年賀ハガキを作りました。
いろいろな行事などと重なり、参加者は少なくなりましたがその分、十分にご指導いただけて、全員が楽しく作品を仕上げることができました。
『「切り紙はり絵」は型紙を切り取って、和紙に書き写し、その線にそって指先で千切ったり、はさみで切るといういくつもの作業があり、この作業が脳を活性化させ、認知症の予防にもなる』というお話を伺いました。
また『同窓生の皆さんとお会いすると親戚の集まりのようでほっとします』ともおっしゃっていただきました。
講習会のあとガムテープの芯で作る小物入れや、オリジナルデザインをコピーして作る紙袋などのアイディアも教えていただきましたので、さらに新しい手芸にもチャレンジできそうです。
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