今年度 御就任された橋本喜一校長先生を名誉会長に推戴し、卯坂教頭先生、立川教頭先生、樋渡事務室長先生、特別会員の時任先生 他7名の先生方のご臨席のもと、第33回定例総会を開催致しました。
はじめに大矢会長より、5期が経過し11年目となりました。ご期待に添えているか忸怩たる思いでおりますが、会員の皆様のご協力に対し謝意を表し、本年も若い会員の皆様にも関心を持たれるような魅力ある同窓会を目指した活動を実施して参りたいと思います。
3月243名の新会員を向え、会員数17,646名の大所帯となったことは嬉しい限りですが、少子化や経済不況等により受験生が減少しているのは、同窓生にとりましても残念なことです。
受験生の増加のために、私共でできる事を考え積極的に協力していきたいものです。例えば1つの方法として家族身内や近隣の受験期のお子さんにお声掛けをして、学校説明会や文化祭のご案内をする努力をしてみるのも、「私たちにできる事」ではないでしょうか。努力が必ず実を結ぶとは限らないかもしれませんが、1人でも多くの受験生増加のためにこのような方法で協力してみては如何でしょうか。
最後に、時任先生のお声掛けで川江先生、鈴木(正彦)先生、大橋先生、佐久間先生、中山先生、川崎先生、清水先生にご出席戴き、旧交を温める機会ができましたこと有難く御礼申し上げます。と挨拶がありました。
名誉会長橋本校長先生から、総会にあたり役員の労を労われ、更に教育界の大先輩方のご出席に謝意を表されました。
同窓会の生徒募集への応援、協力にも感謝を戴きました。
着任して学校内外において、校長としてどんな生徒になって欲しいかと問われた時、和洋生に望むこととして次の3点を述べられました。
・日本文化伝統を身につけた女性
・国際社会で活躍できる女性
・変化に対応できる女性
現在の社会情勢・政治経済・天変地異による災害等 どんな状況の中でも、「しなやか」に「強く」生きていける女性に成長していくことを期待している。とご挨拶戴きました。
(1)24年度活動報告
(2)24年度会計報告
(3)24年度会計監査報告
(4)25年度活動計画案
(5)25年度予算案
(6)役員改選
議案(1)~(6)の案件は全て承認されました。
25・26年度の役員は下記のとおりです。
役職 | 卒年 | 氏名 |
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役職 | 卒年 | 氏名 |
名誉学会長 | 学 | 橋本 喜一 |
会長 | 32 | 大矢 須美子 |
副会長 | 46 | 金子 智子 |
41 | 金本 美知代 | |
44 | 小松 清美 | |
42 | 勝沼 追子 | |
庶務 | 34 | 細田 ミヨ子 |
59 | 吉種 普(ひろ)子 | |
書記 | 48 | 河合 佳子 |
広報 | 34 | 楠 勝美 |
32 | 北原 芳子 | |
57 | 國島 千勢子 |
役職 | 卒年 | 氏名 |
---|---|---|
役職 | 卒年 | 氏名 |
会計 | 57 | 白井 裕子 |
会計監査 | 31 | 橋本 治代 |
31 | 小川 良子 | |
学 | 立川 治 | |
運営委員代表 | 40 | 竹内 久枝 |
H17 | 森谷 愛 | |
名簿係 | 46 | 金子 智子 |
顧問 | 26 | 佐藤 千代子 |
32 | 住吉 綾子 |
○むら竹会 和洋学園同窓会について 大矢会長
一昨年財団法人むら竹会が解散となった後、3つの同窓会の正副会長で協議を重ね学園のご助言を戴き、三つの同窓会会員の輪と学園への貢献度等を考えて、「むら竹会 和洋学園同窓会」として活動を始動する事になりましたので御報告申し上げます。
第1回の文化活動として和洋女子大学文化資料館企画展を以下の要領で主催致します。
会期 : 7月3日(水)~8月5日(月)、9月21日(土)~11月3日(日)
開館時間 : 10:00~16:30
休館日 : 日曜日<9月26日(木)は臨時休館、会期中の祝日は開館>
会場 : 和洋女子大学文化資料館(大学東館17階)
〒272-8533 市川市国府台2-3-1
和洋を巣立った卒業生の創作活動を顕彰し作品の魅力や制作者の活動を社会に紹介し、後進の学生、生徒に夢や人生の指針を示すことを目的としております。
是非 資料館に足をお運び戴きますようお願い申し上げます。
○学園からの報告 樋渡事務室長
昨年 ご寄付のご協力をお願い致しましたところ、多くの卒業生にご賛同戴きまして有り難く御礼申し上げます。
引き続きよろしくお願い致します。
先生方を代表し、時任先生よりご挨拶を戴きました。例年よりご出席下さった先生方を囲み、茶菓子を頂きながら和やかに楽しい時間を過ごすことができました。会員を代表して平成9年度卒の桜井さんより、近況報告をしていただきました。
岸田学長は老人福祉を専門とし、社会学の研究を重ねていらっしゃいます。現在、市川市社会福祉審議会会長、同じく障害者専門部会長などの他、国立国府台病院の「研究医受け入れ委員」を務めるなど、地域でも広くご活躍なさっています。
講演の内容の一部を紹介いたします。
○高齢者とは時代とともに変わる
国際連合の世界保健機構が昭和31年(1956年)に高齢者を65才以上とした。
現代の意識調査では70才以上を高齢者とする回答が多い。
○老化は「加齢による細胞数の減少と機能低下」で、時間経過に伴って全身に起こる一方的な退行変化。
今日、多くの中高年は、自分の親より長生きで、同じ年の親と比べて若い実感がある。つまり老化が遅れて寿命が延びていると考えられる。
○加齢による機能低下は各臓器によって異なる。
30歳と比較して80歳では、神経伝達は10%、基礎代謝は20%程度低下するが、心機能は40%低下、肺や腎機能は半分になってしまう。
しかし、消化器系は比較的よく保たれている。筋力は30歳から低下し、高齢者は特に下肢筋の低下が目立つ。
知能では流動性知能(新しいことを学習したり新しい環境に適応したりする能力で変化への対応を支える能力)は衰え、結晶性知能(豊富な経験や知識に基づいた判断力とか思考力、あるいは統率力といった能力)が維持される。
○「PPK」運動とは寝たきり、認知症などにならず
「ピンピン」生活をして「コロリ」と天寿を全うするための運動。
現実にはPPKは少ない。PPKを考えない老後の設計をする。
○高齢者は自宅で事故にあう。
例えば、歩いていた(階段の昇降を含む)時、家事(調理を含む)・入浴・就寝中など。
○一番の不安、認知症
表 認知症と老化によるもの忘れの違い
老化によるもの忘れ | |
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1. | 体験の一部分を忘れる |
2. | 記憶障害のみがみられる (人の名前を思い出せない、度忘れが目立つ) |
3. | もの忘れを自覚している |
4. | 探し物も努力して見つけようとする |
5. | 見当識障害はみられない |
6. | 作話はみられない |
7. | 日常生活に支障はない |
8. | きわめて徐々にしか進行しない |
認知症のもの忘れ | |
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1. | 体験の全体を忘れる |
2. | 記憶障害に加えて判断の障害や実行機能障害 (料理・家事などの段取りがわからなくなるなど)がある |
3. | もの忘れの自覚に乏しい |
4. | 探し物も誰かが盗ったということがある |
5. | 見当識障害(時間や日付、場所などがわからなくなる)がみられる |
6. | しばしば作話(場合わせや話のつじつまを合わせる)がみられる |
7. | 日常生活に支障をきたす |
8. | 進行性である |
○高齢期を豊かに生きるために
健康高齢者 12か条 | |
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1. | 食事は1日3回規則正しく |
2. | よく噛んで食べる |
3. | 野菜・果物などを食物繊維をよく摂る |
4. | お茶をよく飲む |
5. | たばこは吸わない |
6. | かかりつけ医を持っている |
7. | 自立心が強い |
8. | 気分転換のための活動をしている |
9. | 新聞をよく読む |
10. | テレビをよく見る |
11. | 外出をすることが多い |
12. | 就寝、起床時刻が規則的 |
資料出所:国民健康保険中央会
老後を楽しく生きるためには自分の軸(心の原点)を持ち、社会とつながりながら学びつづけることが大切である。とまとめて下さいました。
手芸同好会のメンバーが中心となり、同好会でも作った「松ぼっくりのミニツリー」を作りました。
ペットボトルのキャップで作った植木鉢に乗せて完成。小さなパーツ作りに手間どりましたがかわいらしいツリーができました。
また、松ぼっくりのオーナメントも作りましたので文化祭・バザーでぜひお買い求め下さい。
ご協力いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
10月の第1土曜日曜は母校の文化祭です。
今年もH棟の被服室にて談話室を開きました。
あいにくのお天気でしたが、たくさんの来場者で学校も賑わい、生徒達は日頃の授業やクラブ活動の成果を発表していました。
同窓会では恒例となりましたオリジナルハンカチ作りを企画し、受験生や在校生、保護者の方々が、思い思いのデザインでハンカチ作りを楽しんで下さいました。
5日(土)には同窓会コーラス部によるミニコンサートが開かれました。当日は四季の歌と南風にのって、校歌II番は高音で難しいものでしたが、在校生の応援もあり日頃の練習の成果を発表する事ができました。
会場には濵名先生をはじめ、橋本校長先生、樋渡事務長先生、後援会会長様他大勢の皆様にご来場頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。
ミニコンサート終了後、同窓会から学校への寄附に対し、橋本校長先生より同窓会に感謝状をいただきました。
6日(日)は手作り作品を中心としたバザーが開かれました。
皆様から提供して頂いた作品や品物がたくさん並び、来場された皆様に好評をいただきました。
尚、売上金の一部は福祉施設NPO法人工房ラピールに寄贈させて頂きました。工房の皆様の余暇活動などに使って頂きます。
文化祭にお手伝い下さった皆様、品物を提供して下さった方々に、心から御礼申し上げます。
クローバーのリース
講師 41年度卒 金本美知代さん
卒業生、在校生のご家族など20名の参加でした。
ハート型のリースを4つ合わせて四つ葉のクローバーに見立て、その中央に半球形に仕上げたゲビンデを飾りました。
ビーズの花、ブナ・ツガ・ヤシャブシなどの木の実、シナモン・クローブなどのスパイスでパーツを作るのに約1時間かかりましたが、仕上げの作業は楽しくできました。
できあがった作品を手にした皆様の笑顔がすてきでした。
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