本校が所属している21CEO主催のオンラインワークショップが開催され、本校生徒も5名が参加しました。他校の生徒や先生方との交流はとても貴重であり、生徒たちは大いに刺激を受けていたようです。今後も、自分の「当たり前」をどんどん壊し、いつでも柔軟に考えることのできる力を身につけてもらいたいと考えています。
○7月11日(土) 英語哲学対話の様子(写真:21CEOサイトより)
【参加生徒 感想】
・英語哲学対話でオンラインでしたが、他の学校の生徒さん達と交流を持てたのと同時に、学校の授業では受けたことのない「哲学」について英語で対話をするという内容が、とても新鮮かつ勉強になりました。他校の生徒さん達とは、皆、学校も年齢も異なり、初対面であったにも関わらず、話をしていくうちに打ち解けることができた気がします。また、今回の対話を通して、より発展して自分の考えを英語で考えられるようになりたい、英語の勉強に力を入れていこうと改めて考えるようになりました。3時間という短い時間でしたが、私にとって得るものが多く、有意義な時間になりました。
○7月19日(日) STEAMワークショップ(写真:21CEOサイトより)
【参加生徒 感想】
・ワークショップに参加して、大人にまざり、力のある同年代の子達とお話しして得るものがたくさんあった。様々な立場や経験をしている人達との話し合いであり、それぞれが世界に視点を置き、広い視野を持って世界を変えたいという意欲がある人達との話し合いでもあった。
自分が今回良かった点は、話し合いを踏まえた中で変化した意見を、積極的に、素直に話せたことだ。また、その意見に対してグループの人達が良いリアクションをしてくれたことで「嬉しい」という気持ちが芽生え、より意欲的に取り組むことができた。また、足りなかった点は、本当に貧困で幸福感を感じられていない人達の状態を自分の目で見ていないことだ。私が行ったことのある国はすでに発展している国であり、途上国には訪れたことがなかった。本や新聞を通してしか知れていないことと、自分の目で見て初めてわかることがあると思うので、将来、自分の目で確かめてみたいと思う。
・とても貴重な経験になりました。最初は全く知らない人達と「幸福について」をディスカッションするのは、他人とあまりうまく話せない私にとってはとても不安なことでした。「私のせいで会話が滞ってしまったどうしよう」と思いながら参加しましたが、実際はそうでもなく、皆がそれぞれ自分の意見を話して、そこから相手の話とかみ合わせていってグループなりの答えを出しました。
他のグループも含めた発表が最後にありましたが、それぞれ全然違う視点から発表していたのがとてもおもしろかったです。普段はあまり気にしたことはない「幸福」について考えられるよい機会になりました。
・とにかく本当に新鮮で、私にとってとてもよい刺激になりました。あんなに難しいトピックで考えたのも、外部の方と一緒に考えたのも初めてでした。積極的に参加して、たくさんの意見を聞いて、あの数時間でも成長した気がします。同じグループだった5人の先生方からは、ものの見方や発表の仕方、その他にも色々なことを学ぶことができました。他のグループの発表はどれも目を見張るものばかりでした。
最後に。上手に文字で表現できませんが、終わってZoomを切った後のワクワクした、もっと何かに挑戦してみたい、という感情は、絶対に忘れません。このような機会をいただけてよかったです。これからは、待っているだけでなく、自分からチャンスを取りにいけるようになりたいです。
・学校で行うPBLと違って、他校の学生や先生方の意見などが話し合いの中でたくさん出てきたり、「幸福度が高まる世界のデザインとは」という難しい課題について取り組んだりして、とても刺激的で有意義な時間だった。今回の話し合いを通して、幸せとは何かという普段考える機会があまりない問いに対して向き合うことができて良かった。また、自分の周りの環境がいかに恵まれているのかということを痛感した場でもあった。このことから幸せはなるものではなく、気づくものなのかなとも思った。
反省点としては、なかなか意見を自分から言うことができなかったことだ。話が自分に振られるのを待ってしまった。また今回のような機会があったら、その時はもっと積極的に自分から発信していければ良いと思う。