新型コロナウイルス感染拡大の社会状況を鑑み、時間と規模を縮小した形で、本日中学校卒業式を挙行いたしました。
ご卒業まことにおめでとうございます。
卒業生の皆さん,保護者の皆さま方へ
中学校卒業式を終えて
先ほど卒業式が無事終了しました。歌も聞くだけだったり表彰も短縮版だったり,時間を短くすることになりましたが,久しぶりに会った3年生の生徒たちは,少々濃厚接触気味で,ハイテンションでしたが,全員元気でひとまず安心しました。
この学年は,改革実施1年目の生徒たちで,制服も行事も大きく変更し毎日がチャレンジ,という大変な学年でした。思春期真っただ中の多感な時期に,勉強以外にもSDGsをはじめとする世界の問題に取り組み,正解のない現実社会の課題に挑戦する,という大きな理想に向かって驀進した3年間でありました。お陰さまでSDGS探究アワード2019の優秀賞を戴いたり,学内のみならずあちこちの学校や会社で研究成果を発表したり,積極性の塊のような生徒たちでした。みんな,僅かなチャンスに賭けて応募したり,飛び込みで大使館を訪問したり,他の中学生ではできないような体験を数多くしました。
楽しかったシンガポール研修も,パンデミックの影響で今年は延期となり,つくづく出会いというものの貴重さを感じます。この学校で出会ったすべての生徒や保護者の皆さま,生徒の成長にお力添えを下さった方々に心より感謝申し上げます。
和洋九段女子中学校 校長 中込 真
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