5月8日午後の農業体験後、夕方にホテルに戻ってきた生徒たちは入浴・夕食を済ませ、飯綱町・芋井地区の住民の方々を交えた「地域再生プロジェクト」についてのディスカッションに臨みました。
ディスカッションは、成城大学経済学部の境新一教授をお招きして行われました。境先生には、研修旅行の事前学習でも「プロデューサーの役割と思考法」というテーマで出張講義を行っていただきました。
今回のディスカッションの議題は、「飯綱・芋井を魅力ある地域にするための具体的なプランを提案すること」です。そして、ディスカッションは本校が積極的に取り組んでいるPBL(問題解決型学習)の形式で行われました。
生徒たちはグループに分かれて、民泊体験を通じて感じた飯綱・芋井の魅力や問題点について意見を出し合い、魅力ある地域づくりのためのアイデアを発表していました。そして、最後の発表に向けて、発表内容の精選やパワーポイントでの資料作りを入念に行っていました。
民泊でお世話なった方々も興味深そうに生徒たちのグループワークを見学されていました。
境先生からは、積極的に意見を出し合う生徒たちの姿勢を褒めていただきました。多くの授業で取り入れられている双方向性の授業と、そこで絶えず研鑽を積む生徒たちの日ごろの努力の賜物でしょう。
発表では、民泊で体験した星空観察などをヒントに考えた観光事業や、交通インフラの整備、クラウドファンディングによる資金調達とそのための魅力ある事業案、QRコードの活用による観光事業の振興などが提案されました。
生徒たちの様々な提案は、境先生をはじめ、民泊でお世話になった方からも評価していただきました。生徒たちの提案が、飯綱・芋井の地域振興の一助になれば、これほど嬉しいことはありません。
今回のディスカッションでも行われたPBLに関しては、5月18日・25日に体験会が開催されることとなっています。25日(土)の体験会に関しては、まだ申し込みを受け付けております。是非、本校のPBL型授業を体験してみてください。
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