GW明けの5月7日より高校1年生は、長野県に研修旅行で来ています。
昨年より新たな取り組みとして本校では、長野県の飯綱町・芋井地区での農業体験を始めました。2年目となる今年は、民泊も取り入れ、生徒たちがより濃密な農業体験や豊かな自然を体感できるような工夫を凝らしました。
お昼過ぎに飯綱町に到着した後、2日目に宿泊するホテルのテニスコートで、開校式が行われました。
生徒代表のあいさつに続き、飯綱町・芋井地区の代表の方から励ましの言葉をいただいた後、生徒たちはそれぞれの民泊先へと向かいました。
引率教員で分担して各民泊先を回り、生徒たちの様子を確認してきましたが、多くの生徒の瞳が輝いていたように思えます。各民泊先が独自に様々な取り組みを生徒たちに用意してくださっており、それが生徒の心の琴線に触れたのでしょう。
最初に訪問した民泊では、リンゴジャム作りに励んでいました。
徐々に包丁の扱いにも馴れたのか、後半はリンゴの皮むきも早くなっていました。
有機農法に取り組んでらっしゃる農家に民泊した生徒たちは、堆肥を運ぶのを手伝っていました。堆肥の中からカブトムシの幼虫が出てきたときは、悲鳴を上げていましたが、その後は幼虫を手にとって興味深く観察していました。
豊かな土が生み出す多様な生態系の循環は、本校で取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目標)とも大いに関わることです。これをきっかけに何かをつかんでくれたなら、これほど嬉しいことはありません。
はじめて実物を見る五右衛門風呂に、生徒たちも大興奮。
無数の星がきらめく夜空の下で入ったであろう五右衛門風呂、きっと忘れられない体験となったことでしょう。
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