今日も一日オンライン授業が行われました。本日は高1のサイエンスコースで行われている理数探究基礎の授業にお邪魔してきました。
来年度、高2サイエンスコースで行われる「理数探究」では、それぞれが考えたテーマに沿って探究活動を行っていくことになっていますが、今年度の「理数探究基礎」では個人で探究していくためのベースとなる基本的な考え方を学んでいます。今日のテーマは「データを疑う」こと。素直な生徒が多い和洋生にとって「疑う」というのは少し難しかったかもしれませんが、その大切さがわかる授業内容でした。
扱われたデータはすべて新型コロナウイルス関連のニュースから取られているもので、まずは3つあるデータを「疑わしいと思う順」に並べていきます。
次に1、2番目について調査方法が示され、3番目の「ワクチンの有効率」について深く考えていきます。有効率90%の調査方法として「嘘の」やり方が示され、「なぜこの方法ではだめなのか?」についてアメリカの人口と感染者数の比率を元に紐解いていきます。
続いて1番目のデータに戻り、「これも実はデータの取り方としては不適当」という問題提起がなされ、その理由とどうすればよいのかを考えました。
最後に宿題が提示されましたが、中でも「一番信頼できるデータはどれ?どこに感動した?」という問いがとてもユニークでした。どのような「感動」が生徒たちから語られるのか、とても楽しみです。
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