Stories
-インタビューを通じて生徒の成長をお伝えするStories。今回は第79回となります。中3のUさんからお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
-では早速インタビューに入っていきましょう。
-Uさんは小さい頃、どんな子でしたか?
私はあまり覚えていないんですけど、小学校入る前、4歳、5歳くらいまでは前に出たがりだったそうです。
動物園でヤギにミルクをあげる体験でも他の人が指名されている中、指名されていないのに前に行って体験させてもらったり、何かのイベントで「舞台に上がりたい人!」と言われた時も「上がりたい!」って挙手したり…。何でもやってみたいという感じでした。
ただ、小学校に入ってからはそういう積極性はなりを潜めてしまったんです。
-それはなぜでしょう?
空気を読むことを学んだのか、他にリーダーシップのある子がどんどん前に行っているのを見て、「私ちょっと違うかも…」と思って、小4くらいまでは引っ張っていってくれる誰かのあとについて過ごしていたので、積極的に手を挙げるということもなくなってしまいました。あとは、小学校に入って上級生ができて、当然自分より圧倒的にできることが多いので、自分よりすごい人がたくさんいるということを知っておびえてしまったというのもあったかもしれません。
-今の姿とはちょっと違う感じかなと思うんですけど、何かきっかけがあったんですか?
小4の時に転校してきた子の影響がすごく大きいです。その子はリーダーシップがあってどんどん引っ張っていけるタイプの子で、当時の私とは全然違いました。その子と友だちになりたくて、その頃は潜めていた小さい頃のぐいぐい行く感じの性格が出て私からもどんどん話しかけていきました。その子の姿に憧れて、自分がやってみたいことに挑戦していこうという気持ちが強くなっていったのを覚えています。
-転校生に影響を受けて変容していくというのは珍しいパターンですね。
その子と関わる前までは、遅刻はするし宿題は出さないし、決していい生徒とは言えなかったと思います。でも、その子に憧れて、その子みたいに勉強ができるようになりたい、もうちょっとちゃんとしなくちゃ!という気持ちが芽生えた時にコロナ禍に入ってしまったんです。だから、その思いが十分に発揮されたかというとすぐにできるようになったわけではなくて…。でも、前向きな方向に気持ちが近づいていったというのはありました。
-そういうのを掴むのってすごく大事ですよね。きっかけって本当にいろんなところに転がってるんでしょうね。
-コロナで小学校の高学年の時に発揮できなかった前向きさを和洋に入学した後に実行している感じなのでしょうね。
はい。その子は今学校は違いますけど、週に1回くらいのペースで会って色々な話しをするので今でも刺激を受けています。
-一生の友達になるんでしょうね。
-コロナ禍の生活で何か話せることはありますか?
コロナ禍には読書にすごくはまりました。小さい頃から絵本は好きでしたし、図書館や図書室も好きだったんですけど、学校にも通えず、あまりにすることがなかった時に暇つぶしで読んだ本がおもしろくて、借りられる上限まで目一杯借りて読んでいました。
-印象に残っている本はありますか?
「空想科学読本」という本が好きでした。科学系の本なんですけどSFの要素もあって、わかりやすくておもしろい本です。
他の人は本を読んでいると「偉いね」「頑張っているね」と言われることが多いと思うんですけど、我が家では「いつまで本読んでいるの」「勉強しなさい」「早く寝なさい」と言われてしまうくらい読み続けています。
-親御さんが心配になるくらい本にのめり込んでいるということですね。どれほど本が好きか伝わってきました。
-最近読んだ本で印象に残っているものはありますか?
岩波ジュニア新書の『ひめゆりの沖縄戦』という本です。ひめゆり学徒隊として沖縄戦に従軍した伊波園子さんの実体験をもとに書かれた作品で、ひめゆり学徒隊がどのようなことをしていたのか、どのような経路を辿ったのかなどがこと細かく書かれています。私たちにとって戦争は身近なものではないけれど、当時、私と同年代の子が戦っていたことに衝撃的を受けました。
この本は沖縄戦を体験した筆者の被害者としての視点で書かれていますが、夏休みに「戦争について調べる」という宿題があり調べた中には、政府の人やアメリカ側の証言なども書かれていたため、その裏側まで想像でき、自分たちと同じ年代の子どもたちが戦わなければならなかった理由も少し見えてきました。そして、
「色々なことが重なってこのような悲劇が起こってしまった」ということもわかりました。
-戦争のことをしっかり考えることは大切ですね。
私の祖父母の世代は幼少時に戦争を経験した世代なので色々な話をしてくれます。戦争に関する宿題が出た時なども話を聞く機会があって、「戦争は絶対に行ってはいけない」と幼い頃から言われつづけています。やっぱりその当時の生活は大変だったみたいで、子供として体験した祖父母はもちろんですが、それ以上にその父母、私にとっての曾祖父母たちの苦労は大変なものだったようです。曾祖父母は私が生まれる前に亡くなっているので、実際に会ったことや話したことはないですが、母から「戦争のことはあまり話したがらなかった。苦労してたらしい」と教えてもらいました。自分の食べるものを子供たちに与えて自分たちは我慢していたそうです。
-そうなんですか。私たちも戦争を起こさないためになにができるか考え続けなければなりませんね。
-本にはまっているというUさんですが、Uさんにとって本ってどんな存在なんですか?
最初はただの暇つぶしでした。一人でいる時は友達みたいな存在ですし、私はまだ15歳なのでほとんどの著者は年上で、そういう意味では人生の先輩の考えていることを覗かせてもらってるみたいな感じです。
誰かと対話していてその人について知る時って、その人の思考や考え方を教えてもらうという意味合いもあると思うんですけど、本を読んでいる時も同じように著者の考えだったり世界観だったりを覗かせてもらうという感覚がすごく強いです。
-なるほど、そういうとらえ方なんですね。
あと、ちょっとずれちゃうんですけど、私は電子書籍には反対派です。
もちろん電子書籍もかさばらないから重くないし本棚が一杯になってしまうこともないので良い部分はありますけど、やっぱり紙の手触りが好きで、文字に触れている感じがするので紙の本の方が好きです。
元々、紙に手書きで書いていたものが、印刷技術の発達によってたくさん刷れるようになったというのが本だと思うので、それに近づいて読みたいという気持ちが強いですね。
-紙の本には独特の魅力がありますよね。
私の生活の中で学校に行っている時と、家でご飯を食べたり家族と話したりという時間以外は全て本を読んでいるという状態なので、生活の中に本がないと困るというか正気が保てないんじゃないかと思います。私の三大欲求の中には「読書欲」というのが入るのではないかと思うほどです。
-「No Book No Life」ですね。これからも素敵な本にたくさん出合えると良いですね。
-では次に、中学受験のことを聞いていきたいと思います。Uさんが中学受験をしようと思ったきっかけは何ですか?
私は英語が嫌いで、高校受験では必ず英語が入ってくるので、中学受験で英語がないうちに受験しよう!というのがきっかけです。
-確かにその通りですが、珍しい選び方ですね。
-和洋九段が志望に入ってきたのはどのような経緯があったんですか?
私の小学校では、放課後に邦楽合奏団という申込制の教室がありました。外部の方が箏と三味線を教えに来てくれるというものです。そこでの体験が楽しくて、中学も箏が弾けるところに入りたいなと思って学校選びをしました。
-箏や三味線のどんなところに魅力を感じたんですか?
その頃、「この音とまれ!」という箏のアニメがはやっていて、お箏の体験をした後、このアニメを見て入る決意を固めました。
-箏を弾く魅力ってどんなところにあるんですか?
私はピアノも習っているんですけど、同じく弦を使っている楽器でも、鍵盤を弾くので音が固い感じがします。ピアノで「柔らかい音を出しましょう」と言われてもピンとこなかったんですけど、お箏を弾いた時、一つのタッチですごく音が変わるのを実感したんです。張ってある弦を直接触るので、音を出した後に音を変えられるんです。ピアノはいったん音を出したら「ド」の音は「ド」のままですけど、箏の場合、「ド」の音を弾いた後に上げることも下げることもできます。それがおもしろいし、不思議な感じです。そのように作られた音はきれいで柔らかくて、雅な感じがしてすごく好きです。
-なるほど。読書にしても音楽にしても、Uさんはもののとらえ方や世界観が多様でおもしろいですね。和洋に入った後のクラブ活動についてはまた後で伺おうと思います。
-では次に、和洋に入学した後のことを聞いていきたいと思います。
-何か印象に残っていることはありますか?
私は中学受験の時、国語は得意だったんですけど算数はとても苦手でした。でも、中学に入ってから数学が伸びたんです。
-何かきっかけがあったんですか?
親には「はじめが肝心だよ」と言われていました。それもあって、入学前の春休みに出た課題を頑張ってやりました。「小学校までのダメな自分を捨てて、中学では生まれ変わる!」くらいの気持ちで勉強に臨んで、入学後に行われたテストで結構点数がとれて、それがモチベーションになったというのがあります。最初の頃は親も一緒に二人三脚で勉強して、親のサポートもあって自分的に良いスタートが切れました。
あと、数学ができるようになったのは、先生の教え方が自分に合っていたんだと思います。受験で通っていた塾はスピードも速くて大変だったんですけど、和洋に入ってからじっくり丁寧に教えてくれたし、予習前提の授業だったので予習をしていかないとついていけないから事前に教科書を読んでいく習慣がついたのも大きかったです。
プリントの問題を解いてる時にも、「あれ?ここがわからないな」と思っていると、「わかっていないであろう私」を見つけてくれて、「ここはこうしてみるといいよ」と教えてくれました。わからないことをその場で解決できたので、理解が深まりました。
あとは、質問しやすい雰囲気だったということもあります。
私は学校の授業でわからないところは学校の先生に質問しに行くというのを今も続けているんですけど、その過程を作ってくれたのは中1で数学を教えてくれた先生のおかげです。
今は数学以外の教科もわからないことがあるとそのままにしないで「学校の先生に聞こう」と考えています。やっぱり授業のことは学校の先生が一番把握しているから、それが一番良いなと思って。
-確かにそのとおりですね。学習スタイルの確立が中1のスタートダッシュを決めたんですね。
-来年度からはサイエンスコースを希望しているそうですが、そこに至った経緯はどんな感じだったんですか?
前の話に戻るんですけど、「空想科学読本」を読んだ時「科学っておもしろいな」と思っていて、中学に入ってからも純粋に理科の授業がおもしろかったんです。中学受験の頃には分野ごとに得意不得意が分かれていたんですけど、中学に入ってからは理科そのものが楽しいというふうになっていきました。そこがサイエンスコースを目指そうと思ったきっかけです。
あとは、将来の夢が薬剤師だということも関係しています。
妹が入院した時、まだ幼かったので苦い薬を嫌がったことがあって、その時に担当してくださった薬剤師さんが、薬を飲めるようになるにはどうしたら良いか真剣に考えてくださったんです。それまで「病院と言えばお医者さんと看護師さん」というイメージだったのが、薬剤師さんも「いかに患者さんに薬を飲みやすく提供するか」という大切な役割を果たしていることを知りました。人と関わるのも好きなので、患者さんに寄り添うことのできる、病院で働く薬剤師になりたいです。
-夢の実現に向けてのサイエンスコースなわけですね。頑張ってください。
-和洋に入学してから学業以外でも活躍されていますが、きっかけは小学校の時の転校生だったんですよね。和洋に入ってからどのような感じで今に至るんですか?
友だちの影響もあるんですけど、和洋に入ってから私が成長できたのは、やっぱりPBLが一番大きいと思っています。色々なことを調べて、自分の考えたことをまとめて発表する。グループの中での発表だとしても小学校の時にはそういう機会があまりなかったので、人前で発表する経験を中1から積み重ねて、グループで選ばれた時はクラス全体の前で発表する機会も得て、そういう経験を重ねられたのが自分の自信に繋がっているかなと思っています。
-なるほど、発表することを繰り返して、前に出ることに対しても自信を持てるようになったということですね。
私は中2から生徒会に入っているんですけど、入ろうと思ったきっかけは、選挙の演説を聞いて、「公約を実現するために活動している人たちの姿を近くで見てみたい」と思ったことでした。
でも、中3で生徒会の中心になるという段階では、周りのメンバ-がしっかりした子ばかりだったのでちょっと怖じ気づいてしまって「生徒会に入るのをやめようかな」と思ってしまいました。その時、小学校の頃の私に多大なる影響を与えてくれた友達が「私、来年生徒会やるんだ。学校は違うけど、一緒に生徒会活動しようよ。去年もやっていたんなら、その経験を生かせるし」と言ってくれたんです。その言葉がきっかけとなって、今も生徒会活動を続けています。
-ここでまたその子が出てくるわけですか。すごい影響力ですね。
-生徒会活動から得られたものってどんなことですか?
今年度は中学生徒会長なので自分から動ける要素がすごく多いです。その分、やりたいことがあったら自分から動かなければいけないとひしひしと感じています。
あと、副会長の子たちはプレゼン力もあるし、しっかりした子たちなので、私がぐいぐい引っ張っていくというより、いかにその子たちをサポートするかということも大事なんじゃないかなと思っています。
小学校の頃に影響を受けた友達は、ぐいぐい自分で引っ張っていくタイプだったので、リーダーだったら引っ張っていかなきゃいけないんじゃないかと感じていたんですけど、実際にその立場になってみると、リーダーって引っ張っていくだけじゃないんだなということに気づきました。もちろん引っ張っていくことも大事だし、方向性を定めるのも大事なんだけど、根本的なところというか大元だけを決めて、あとは他にやりたいことがある人をしっかりサポートしていくということも、すごく大事なんだなということに気づきました。
このことが生徒会に入って一番気づかされたことかもしれません。
-その気づきは素晴らしいですね。リーダーシップには組織をグイグイ引っ張っていくピラミッドの頂点にいるボス型と、組織を下支えすることで組織内にいる人を活かしていくサーバントリーダーシップがあるんですよね。そこに中3の時点で気づけるということがすごいと思いますし、これからどこまで成長していくんだろうという期待が膨らみますね。
両方ともメリット、デメリットがあると思うので、どっちかだけではなくてて両方できる人になりたいなというのが今の目標です。
-片方だけだとうまくいかないことがありますから、両面をうまく活かしていくというのが大切なのでしょうね。ありがとうございます。
-では少しクラブ活動のことを聞いていきたいと思います。
-お箏が弾きたくて和洋九段に入学したわけですよね。入部してみていかがですか?
箏曲部は部員数が少なくて、私が経験者だったということもあってか、入部するとはじめに練習する手ほどきの冊子を早々に行った後は、先輩たちに交じって練習するようになって、秋の文化祭では舞台に立っていました。今考えても結構ハードでしたが、当時はがむしゃらで楽しかったです。
ただその後、中2の時に練習が楽しくないと感じる時期がありました。正座は痛いし、中1が入ってくると皆そちらに優しくなるもので、「もう先輩でしょ?」と言われることが多くなって、「え~、もう先輩なの?」って思ったし、会計という役職をやることにもなった上に生徒会にも入って…と詰め込みすぎてパンクしそうになってしまいました。さすがに部活動をサボることはなかったんですけど乗り気じゃなくて、「やりたくないな…」と思った時期がありました。
新しい曲をやってもなんか乗らない感じだったんですけど、その曲の中に今までやったことのない技法が含まれていて、その弾き方をすると今までにない音が出て「なんだこの音は?」と衝撃を受けました。沢井忠夫氏が作曲した「螺鈿」という曲なんですけど、その曲を弾くのが楽しかったんです。人数の関係で自分も大切なパートを担うことになったんですけど、パートごとに掛け合いみたいになるところもあって、先輩の引退も迫っている時だったので「ちゃんとやらなきゃ!」という思いが芽生えて前向きに頑張れるようになりました。
それぞれ体調不良もあって大会に出ることはなかったんですけど、女子校フェスタで披露したり、新入生歓迎会で発表したりできたので良かったです。ただ、後悔もあって、最初のやる気の出なかった3ヶ月戻ってこい!みたいな気持ちもありました。そんなこともありながら、やっぱりお箏を弾くのは楽しいなと思うようになって今に至ります。
-先日も演奏会に出ていましたよね。
はい。先日出場したのは順位がつくようなものではなかったんですけど、やはり舞台に上がるとすごく緊張してしまいました。ただ、先程話したアニメの「この音とまれ!」で登場人物が言っていた「舞台は今まで頑張ってきた自分たちへのご褒美だ」という言葉が本当にその通りだなと感じています。当日までずっと頑張ってきた曲を披露できる喜びというものを感じました。
あと、他の学校の演奏を聴いて感じたこともありました。大会に出てきていなくても上手な演奏だなと思った学校がいくつもありましたし、うちが披露した古典にあたる曲を弾いている学校がとても少ないということにも気づきました。
-そうなんですね。伝統的なものをしっかり残していくのも大切ですよね。
-これまで話したこと以外で何かお話ししたいことはありますか?
趣味は読書以外にもう一つあって、それは「名言を集めること」なんです。本を読んでいて「これは今の自分に直結しているな」というのを見つけたらメモを取っておいて、自分のモットーにしています。
いつだったか忘れてしまったんですけど、校長先生がお話しになった中に「初心を忘れないことが大切」という言葉があって、中2の時は学校にも慣れてきて色々なことが雑になりかけていた時期だったので、中2の目標を「初心を忘れない」と決めて過ごしていました。中3では高杉晋作の「おもしろきこともなき世をおもしろく住みなすものは心なりけり」という言葉にしました。おもしろく感じない世の中をおもしろく感じるかどうかは自分の心次第だ、という意味ですけど、自分も「勉強がおもしろくないな」と思うことがあって、親からは「勉強から逃げられるということはないよ」と言われているので、それなら、どうやって勉強をおもしろくするか、楽しく自分で捉えられるようにするかを考えながらやるとモチベーションがすごく上がるんです。
こんな感じで心に残った言葉を探すことで、モチベーションアップに繋げるのも良いかなと思っています。
-なるほど、名言の中には心に響く言葉がたくさんありますからね。それをモチベーションに繋げるというのは素晴らしいことだと思います。
-では最後に、受験生と後輩に向けてメッセージをお願いします。
まず受験生からいきますね。
さっきも言ったとおり、私は受験勉強の時は本当に算数ができなかったけれど、中学に入ってからできるようになりました。今頑張ること自体は大事だし、最大の力を出し切ることは大切なんですけど、今できないからといって全て諦める必要はないと思います。全力を尽くした上で一旦区切りをつけて、中学に入ってから「よし、また頑張ろう!」と気持ちを入れ替えること。これが一番大事なので、重く考えすぎず、「中学ではどんなことをしようかな」と考えながら、今を頑張ってください。
後輩に対しては、この間のプレテストのスピーチの時、保護者の方に伝えた内容なんですけど、和洋には自分たちがやりたいと思ったことをサポートしてくれる先生がすごく多いので、躊躇せず行動に移してみるのが大切だと思います。意外にできることもあるし、先生が「こうしてみたら?」とアドバイスしてくれることもあります。「やりたい」を全力で応援、サポートしてくれるので、その「やりたい」を押し込めずにやってみることを楽しんでください。
-これまでの変容の中で、大切なものに気づいたUさんだからこそ伝えられる内容ですね。これからも夢の実現に向けて頑張ってください。ありがとうございました!
【X先生からUさんについてのコメント】
落ち着いた雰囲気の中にも芯の強さを感じさせる生徒です。じっくりと考え抜く姿勢がある一方で、チャレンジ精神も旺盛で、新しいことに積極的に取り組む姿勢が印象的です。
好奇心が豊かで、クラブや生徒会、学外活動にも精力的に参加しており、多くの場面で活躍しています。
話題の引き出しが多く、誰とでもスムーズにコミュニケーションを取ることができるため、周囲からの信頼も厚いです。高校生になっても活躍してくれることを期待しています。