名誉会長橋本喜一校長先生をはじめ、立川治教頭先生、吉田和仁教頭先生、樋渡事務室長先生、特別会員の時任静吉先生、佐久間淳先生、川崎豊子先生、鷲島美鉦先生のご臨席のもと、第34回定期総会を開催致しました。
はじめに2月に急逝された大矢須美子前会長の残任期間を務める事になった小松清美(44年度卒)新会長より 『大矢前会長は35年前の同窓会立ち上げの当初より参画し、第五代会長として11年の長きにわたり会長職を務められ会の為に大変ご尽力を頂きました。突然の出来事で仕事の引継もできず、住吉顧問や先生方のお力をお借りし急場を凌ぎ今日を迎えることができました。大矢前会長は大変利発で真面目でお優しく、甘えてばかりでおりました。力不足ではありますが、大矢前会長や先輩方が作り上げた同窓会を守り発展させるべく、役員一同と力を合わせ、運営・活動していく所存であります。近年の少子化等に伴い、受験者数、入学者数の減少が気になるところですが、皆様のお身内やご近所お知り合いのお子様に是非この素晴らしい和洋九段への進学をお勧め下さい。皆様のお力添えご協力を重ねてお願い申し上げます。』と、挨拶がありました。
名誉会長橋本喜一校長先生からは、今春卒業した生徒の優秀な進学実績を紹介され、入学偏差値から卒業後の進学実績をみると素晴らしい伸び率であり、東京でも3本の指に入るとの事、和洋九段の教育の素晴らしさを述べられました。現在は下校時間後も学校において自習室が解放され、遅くまで安心して学校で勉強できる環境も整い、多くの生徒が利用しています。 また今年中にはM棟正面玄関横に新校舎も完成し、そこには待望のカフェテリアが新設され、益々充実した環境になりますとご挨拶戴きました。
(1)25年度活動報告
(2)25年度会計報告
(3)25年度会計監査報告
(4)26年度活動計画案
(5)26年度予算案
(6)役員紹介
議案(1)~(6)の案件は全て承認されました。
26年度の役員は下記のとおりです。
役職 | 卒年 | 氏名 |
---|---|---|
役職 | 卒年 | 氏名 |
名誉学会長 | 学 | 橋本 喜一 |
会長 | 44 | 小松 清美 |
副会長 庶務 | 46 | 金子 智子 |
副会長 書記 | 48 | 河合 佳子 |
副会長 広報 | 41 | 金本 美知代 |
副会長 会計 | 42 | 勝沼 追子 |
会計 | 34 | 細田 ミヨ子 |
庶務 | 59 | 吉種 普(ひろ)子 |
広報 | 32 | 北原 芳子 |
広報 | 34 | 楠 勝美 |
役職 | 卒年 | 氏名 |
---|---|---|
役職 | 卒年 | 氏名 |
広報 | 57 | 國島 千勢子 |
会計 | 57 | 白井 裕子 |
会計監査 | 31 | 橋本 治代 |
会計監査 | 31 | 小川 良子 |
会計監査 | 学 | 立川 治 |
運営委員代表 | 40 | 竹内 久枝 |
運営委員代表 | H17 | 森谷 愛 |
名簿係 | 46 | 金子 智子 |
顧問 | 26 | 佐藤 千代子 |
顧問 | 32 | 住吉 綾子 |
各係よりの報告のあと、小松会長から来年成人を迎える平成24年度卒業生(代表小栗花世さん)に御祝を贈呈いたしました。
「成人を祝う会」は平成21年度卒業生より始まった同窓会の支援活動で、今年も1月13日成人の日にホテルグランドパレスで沢山の先生にもご出席戴き盛大に開催されました。
懐かしい先生方とお話ししたり、あちらこちらで楽しそうな笑い声が聞こえていました。
本師21年度卒三浦都香さんから頂いたお花が総会を彩ってくれました
講師 和洋女子大学副学長 (日本近世文学・俳文学)
佐藤 勝明先生
【主要著書】
『芭蕉と京都俳諧』 (八木書店)
『芭蕉全句集』 (角川ソフィア文庫 共著)
『蕪村句集講義』全三巻 (平凡社東洋文庫)
『元禄時代俳人大観』全三巻 (八木書店 共著)
『芭蕉はいつから芭蕉になったか』 (NHK出版)
NHKラジオ第2「古典講読」(土曜17時・日曜6時)で『奥の細道』を担当中
《講義内容》
はじめに、日本の詩歌の歴史、俳句のできるまでの丁寧な説明がありました。
芭蕉の出現が日本の和歌(連歌)に大きな影響を与えた。
日本の詩歌は万葉集までさかのぼり、短歌の一律化と七五調の隆盛により連歌が生まれ、長連歌の成立が和歌を高踏な文学として日本の詩歌を押し上げていた。
そんな中滑稽さを重視した俳諧連歌(俳諧)が独立する。→連歌の最初の五七五である発句が俳句の名で残る。
和歌は俗の要素を排除した雅文学として定着
本来は俗の要素が強い連歌もやがて雅文学へと変貌
俗の要素を強調した俳諧の世界に芭蕉が登場して雅と俗の止揚を達成
芭蕉以前の発句は「○○は□□である」式の型をもつものが多いが、発句においては、対象を他の何になぞらえてとらえたかという各自の認識を、いかにうまく五七五にまとめるかが大切であったかを物語っている。
芭蕉によって、発句(俳句)は認識を理屈で示すものではなく、対象の中に発見したことをその感動とともに描くものへと変化する。しかも素材は日常生活の中(俗と雅の使用)に求めている。これは現在の俳句に通じることであり、俳諧史の中で最大転換が行われたと言っても良い。
最後に芭蕉連句の達成点でもあり一句単独でみるだけでなく流れとしてのおもしろさが追求された編集になっている『猿蓑』を通し、雅と俗の絶妙なバランスと想像力によるみごとな形象や、配列によるおもしろさなどを、解説して頂きました。
今年の文化祭は9月18日にオープンしたばかりのカフェテリアも利用でき、いつもと一味違った文化祭になったようです。
同窓会では例年通りH棟3階の被服室にて談話室を開きました。
恒例となったオリジナルハンカチ作り…今年はガーゼのハンカチだけでなく、バンダナサイズの綿ブロードハンカチ(ピンクとクリーム色の2種類)も準備し、役員手作りの消しゴムはんこで皆様に思い思いのハンカチを作って頂きました。
5日(日)には同窓会役員・会員の皆様から寄せられた品々や手作りの作品によるバザーが開かれ、今年もたくさんの方にご来場頂きました。
尚、売上金の一部は福祉施設NPO法人工房ラピールに寄贈させて頂き、工房の皆様の余暇活動などに使っていただきます。
今年も文化祭のお手伝いに、たくさんの方が駆けつけて下さいました。
毎年お手伝い下さる諸先輩方、来年の「成人を迎える会」の実行委員の方や第1回目の祝う会の実行委員の方もいらっしゃり、幅広い年齢の卒業生が揃い、和洋九段の歴史を感じるヒトコマでもありました。
お手伝い下さった皆様、又バザーの品物をご提供下さった方々に心より御礼申し上げます。
・会報を同窓生に送るために使用している、同窓生の住所、氏名が
印刷されていてハガキなどに貼れるようになっているシール(宛名シール)を、
同期会・クラス会の連絡をするときに限り、無料で使用できます。
ご利用の際は、学年代表の方が同窓会(名簿係)にお申し出ください。
・住所変更がありましたら学年代表の方へお知らせください。
※学年代表がわからないときは、同窓会(名簿係)へお問い合せください。
・同期会、クラス会、クラブ会など開かれましたら、
スナップ写真といっしょにコメントを添えて広報係へお寄せください。
また、各方面でご活躍なさっている卒業生をお知らせください。
会報に掲載させていただきたいと思います。
☆毎月 第3土曜日 10:00~14:00(昼食は各自用意)
S棟4階 同窓会室で活動しています。
平成26年度は、 4/19(土)・5/16(金)・6/21(土)
9/20(土)・10/18(土)・11/15(土) 6回の予定です。
☆初めての方には活動中、いつでも体験参加をしていただけます。
☆係にご連絡の上、活動日の9:50にS棟中坂入口にお集まり下さい。
昨年の作品です
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